メモリとは、パソコンの中で一時的にデータを記憶する装置のことです。
パソコンにおけるメモリの役割は「作業台」に例えられることがあります。作業台が広い（=メモリ容量が大きい）と様々な作業を並行して行えます。作業台が狭い（=メモリ容量が小さい）と作業ごとに片付けの必要があるため、作業に時間がかかります。
つまり、メモリの容量によって、作業効率が変化します。
メモリ容量が多いほどスムーズに作業が行えるとはいえ、その分費用が上がるため、ご自身の用途に合わせた容量を選ぶのがおすすめです。
メモリの容量が足りなくなると、パソコン自体の動作が遅くなります。
たくさんのページを開いているうちに動きが悪くなったり、高画質な画像データを編集しようとしたときにパソコンがフリーズしたりしてしまうのは、作業内容に対してメモリの容量が足りないからかもしれません。
例えば、メモリ4GBから8GBに変更すると、メモリ容量自体は2倍となります。
しかし、パソコンを使用するにあたっては、常に必要となるメモリ容量があります。OSシステムを動かすためのメモリ使用量は基本的に一定なので、実際に使用できるメモリ容量は5倍の違いとなる場合もあります。
簡単な書類作成や動画視聴など、1つずつの作業なら問題ありません。
複数のデータを扱う場合や、動画を再生しながらの作業も安心です。
一般的な動画編集やDTM、ゲームなどの推奨環境は16GB程度であることが多いです。
処理に負荷のかかる作業を行う場合は、メモリ容量が多いほどスムーズに行えます。
