Windowsパソコンをご使用の皆様、お持ちのパソコンには安全に使用できる期限(サポート期限)があるのをご存じですか?サポート期限が過ぎると、重要なセキュリティ更新が行われなくなります。
Windows7は2020年1月14日で期限終了しており、Windows8.1も2023年1月10日に終了しました。本ページでは、マイクロソフトのOSサポート終了についてご案内いたします。
サポート終了とは
マイクロソフト社が販売するWindowsOSでは、最低5年間のメインストリームサポートと、最低5年間の延長サポートが提供されています。サポート期間中は、WindowsUpdate(ウィンドウズアップデート)を通じて毎月「更新プログラム」が配信されています。しかし、このサポートが終了すると、仕様変更や新機能のリクエスト、セキュリティ更新プログラムといったサポートが受けられなくなります。
サポート終了後の危険性
サポートが終了したOSを搭載したパソコンを利用し続けると、以下のような危険性があります。
マルウェアやウイルスの被害
サポートでは、セキュリティ更新プログラムによって未知のウイルスへの対策が常に講じられています。しかし、サポート終了後にはその更新プログラムも受けられなくなるため、セキュリティ上非常に危険な状態となります。感染したパソコンから攻撃して、知らない間に加害者となってしまうようなウイルスも存在します。最新のOSに入れ替えることで、トラブルのリスクも下げることができます。
プログラムの不具合が修正されない
サポート終了後に、プログラムやセキュリティ上の不具合や脆弱性が見つかったとしても、ほとんどの場合で修正は行われません。そのため、脆弱性を突いた情報漏えいや、意図しないサービス停止などの被害が生じる可能性があります。
サードパーティ製のソフトウェアの終了
マイクロソフト社が提供するソフトウェアのサポートが終了することで、そのOSで稼働する他社製のソフトウェアにおいてもサポートが終了する可能性が高まります。引き続き使用可能な場合であっても、メールソフトやブラウザといった製品の不具合が修正されなくなり、ウイルスやマルウェアの被害が発生しかねません。
新しいWindows へアップグレードするメリット
パソコンに搭載されているOSを、提供されている新しいOS環境に入れ替えることをアップグレードといいます。アップグレードを行うことで、以下のようなメリットがあります。
最新のサポートを受けられます
マイクロソフト社が提供するソフトウェアのサポートが終了することで、そのOSで稼働する他社製のソフトウェアにおいてもサポートが終了する可能性が高まります。引き続き使用可能な場合であっても、メールソフトやブラウザといった製品の不具合が修正されなくなり、ウイルスやマルウェアの被害が発生しかねません。
お手持ちのパソコンを長く使えます
新しいパソコンを購入しなくても、OSのサポートを受け続けることができます。
【Windows Update サポート期間】
Windows 10:2015年7月29日~2025年10月14日
Windows 11:2021年10月4日~終了時期未定
セキュリティ機能が強化されています
Windows10からは暗号化や二段階認証の機能が追加され、セキュリティ機能が向上しています。Microsoft Defenderによって、マルウェアやウイルスからリアルタイム保護されています。
パソコン市場から2つのご提案
サポートが終了してしまったら、どうすればいいの?
今後も安全にパソコンをご利用いただくために、パソコン市場からオススメの移行方法をご提案いたします。
1.格安パソコンにお買い替え
パソコン市場では、最新OSであるWindows11を搭載した中古パソコンを、2万円台からご用意しております。お買い得商品を取り揃えておりますので、長く快適にご使用いただくためにも、買い替えもご検討ください。
【Windows11搭載パソコン特集】
2.お手持ちのパソコンをアップグレード
今お持ちのパソコンを活かしたい場合には、新しくパソコンを購入するよりも、アップグレードがおすすめです。パソコン市場では、Windows11へのOS入れ替えを9,980円(税込)から承っております。
アップグレードが可能かの判断や、データのバックアップなども行えますので、まずはお気軽にパソコン市場へお問い合わせください。
【アップグレードWキャンペーン】
サポート終了についてのQ&A
- サポートが終了するとすぐに使えなくなりますか
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パソコンの使用は可能です。しかし、ウイルスなどのセキュリティ上の脅威が高まるため、どうしても使用しなければいけない場合にはインターネットに繋がずに利用することを推奨しています。
- サポート終了後もプリンタは使えますか
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プリンタを含む周辺機器においても、OSのサポートが終了すると、販売元のサポートが終了する可能性が高まります。プリンタの場合、パソコンがプリンタを制御するためのドライバというソフトウェアの更新が終了してしまうため、新機能の追加などが行われないことがあります。
さらに、OSのサポート終了後に発売されたプリンタでは、古いOSに対応するドライバを提供していないことが多いため、印刷ができない場合があります。
- アップグレードをするとデータはどうなりますか
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方法によっては、データを保持したままアップグレードすることが可能です。
しかし、アップグレードの過程での予期せぬトラブルによって、データが消失してしまうこともあります。必ずアップグレードを行う前に、外付けハードディスクやUSBメモリなどにデータをバックアップすることを推奨しています。
- 新しいOSにはどのような種類がありますか
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現行でサポート期間中のOSには、Windows10とWindows11があります。
Windows10のサポート終了期限は2025年10月14日と発表されています。
Windows11のサポート終了期限は未定です。
- 過去のソフトウェアは使えますか
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過去のOSで利用可能であったソフトウェアは、一部利用できない可能性があります。
公式サイトなどで最新OSに対応したバージョンが用意されている可能性がありますので、使用したいソフトウェアの公式サイトをご確認ください。
- 古いパソコンでもアップグレードできますか
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アップグレードには、システム要件があります。パソコンのスペックによってアップグレードの可不可を判断します。古いパソコンでシステム要件をクリアしていない場合は、アップグレードができない場合があります。
Windows10へアップグレードするシステム要件 CPU 1GHz以上のプロセッサまたはSoC メモリ 1GB(32ビット)または2GB(64ビット) ストレージ 16GB(32ビット)または20GB(64ビット) ディスプレイ 800×600 Windows11へアップグレードするシステム要件 CPU 1GHz以上で2コア以上の64ビット互換プロセッサまたはSoC メモリ 4GB以上 ストレージ 64GB以上 システムファームウェア UEFI、セキュアブート対応 TPM トラステッドプラットフォームモジュール(TPM)バージョン2.0対応 ディスプレイ 9インチ以上で8ビットカラーの720pディスプレイ
- アップグレードは自分でできますか
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システム要件を満たしたパソコンで、無償アップグレード期間もしくは購入済みのOSを用いることで自分でアップグレードを行えます。アップグレードには、パソコンの状態にもよりますが約1時間程度かかります。
無償アップグレード期間 Windows8からWindows10 2015年7月29日~2016年7月29日 ※終了しています Windows10からWindows11 2021年10月5日~終了時期未定