パソコンの使い方によって、選ぶ基準は人それぞれ。
しかし、性能の見方を知らないため、何を選んだらいいのか分からないという方も多いのではないでしょうか。
高性能パソコンから、低価格パソコンまで幅広い商品の中から、パソコン選びに失敗しないポイントをお伝えします。
パソコンの性能(スペック)の見方

CPUはパソコンの頭脳です。最新のCPUを選ぶことで、パソコンの全体的な速度が向上します。
新しい CPU は複数のコアを搭載しており、それぞれのコアは独自に処理を行います。

※各CPUシリーズの代表的な性能のイメージです。CPUの世代によってコア数・スレッド数は異なる場合があります。

CPUとHDDの間に入ってデータ移動の補助をします。電気的に記録することから、動作が高速なのが特徴的です。性能を大きく左右する重要な装置になり、多く積めば積むほど画像処理などの能力が向上します。


ファイルや動画・画像データなどを保存する場所です。容量が大きいほど保存できるデータ量も多くなります。個人の使用用途に大きく左右されるところではありますが、オフィス用途やインターネットなどに使用するのであれば、80GBもあれば十分です。

使用目的 | データ容量 | |
---|---|---|
インターネット中心 | 120GB以上 | 閲覧するだけなら、ほとんどハードディスクの容量を必要としません。 |
文章・表計算中心 | 120GB以上 | 1GBで400字詰め原稿用紙125万枚分保存できます。 |
写真の管理中心 | 250GB以上 | 20GBで500万画素で7,600枚~1400万画素で3,200枚保存できます。 |
音楽中心 | 250GB以上 | 20GBで通常音質5,000曲~高音質2,000枚保存できます。 |
動画中心 | 500GB以上 | 20GBで通常画質 約8時間20分~高画質 約4時間10分保存できます。 |
容量が不足してきた場合、外付けHDDなどの周辺機器で、あとから容量を増やすことができます。
- SSD120GBへの換装
- +5,500円~
SSD(ソリッド・ステート・ドライブ)はハードディスクドライブ(HDD)に代わる機器になり、同じ接続インターフェースを備えているため交換が可能です。HDDと比べて下記のメリットがあり、手軽に性能アップができるため人気が高まっています。




CDやDVDのデータを読み込んで再生することができます。
ドライブは種類があり、出来ること・出来ないことがありますので、用途にあったドライブを選びましょう。

CD再生 | CD書込 | DVD再生 | DVD書込 | Blu-ray再生 | Blu-ray書込 | |
---|---|---|---|---|---|---|
DVD-ROM | ○ | × | ○ | × | × | × |
DVDマルチ | ○ | ○ | ○ | ○ | × | × |
ブルーレイ | ○ | △ | ○ | △ | 〇 | △ |
※△は機種により対応状況が異なります。※オプションにより変更も可能です。

パソコンに入っている、最も基本的なソフトウェアのことです。最も普及しているのはWindowsです。そのため、使い方について周りに聞ける人が多く機種やソフトの種類も豊富で手に入りやすいです。使いやすさやセキュリティ機能が大きく進化し、サポート期間も長いWindows11をオススメします。

![]() |
![]() |
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|
2025 年 10 月 14 日 | 未定 アップデートを適用している限り、 |
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マルウェアに対応 | より高度なセキュリティ 機能を搭載 |
|
Microsoft Edge Internet Explorer 11 2022/6/16 サポート終了 |
Microsoft Edge |
|
DirectX 12 | DirectX 12 Ultimate |
|
あらゆる種類のアプリを ダウンロード可能 |
あらゆる種類のアプリを ダウンロード可能 |
|
4レイアウト (4分割まで) |
6レイアウト (左右3分割にも対応) |

ビジネスや学校での課題作成だけでなく、旅行のプランや家計簿作成などプライベートでも大活躍間違いなしのオフィスソフト。バージョンが変わっても基本的にできることは同じですが、新しくなるほどより便利になりスピーディに作業ができます。
用途に合わせて、必要な機能やソフトを選べばコスト削減も期待できます。Microsoft Officeと互換性が高く、より安価なWPS Officeもオススメです。

- 綺麗で見やすい「游明朝」「游ゴシック」フォント追加
- 他の人がファイルを開いていても編集できる共同編集
- OneDriveの利用によりファイル共有がもっと簡単に
- 文字の意味を調べることができる「スマート検索」機能
- スタイリッシュで目の負担を軽減する「黒テーマ」追加
- TEXTJOIN、CONCAT、IFSなど、便利な新しい関数が追加
- 「マップグラフ」や「じょうごグラフ」などグラフ追加
- 注釈の手書き入力、図形のすばやい描写などが可能
- 単語やテキストの選択範囲/全文を60カ国語で相互翻訳
※使用可能OSはWindows10以降に限られます。
- ドキュメントの共同編集が可能
- XLOOKUP、LET、XMATCHなど新しい関数が追加
- Office プレミアム クリエイティブ コンテンツ コレクションの追加
- 新しい Microsoft Search ボックスの追加
※使用可能OSはWindows10以降に限られます。
Microsoft Officeはエディションごとに使えるソフトが異なります
エディション | ![]() |
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Personal | ● | ● | ● | ||
Home & Business | ● | ● | ● | ● | |
Professional | ● | ● | ● | ● | ● |
- .doc、.xls、.ppt 拡張子を保存・編集できる
- Microsoftと同じ操作メニューで分かりやすい
- 一般的な数式や関数もほぼそのまま利用可能
- Windows・Android・iOSで使える
- スマートフォン連携やPDF編集など独自機能も多数