液晶ディスプレイの選び方は、用途や環境によって変わります。
画面の大きさや解像度以外にも、入力端子や機能の異なる商品がたくさんあります。
より納得して最適な商品をお選びいただけるように、液晶選びのポイントをご紹介します。
画面のタイプをチェック
スクエア
横幅を取らない設計なので、机のスペースを有効に活用できます。また、縦方向への広さがありますので、インターネットや文書作成が見やすいという特長があります。
ワイド
近年もっとも使用されている画面比率です。横方向に作業領域を広く取れるので、複数画面の同時表示や表計算ソフト・動画などが見やすいという特長があります。
画面の仕様をチェック
グレア(光沢)
色が鮮やかでコントラストが高く、黒色に深みがでますので、動画や写真を際立って美しく表示することができます。しかし、表面にツヤがあり光を反射しますので、ノングレアと比べると目が疲れやすいという面もあります。
ノングレア(非光沢)
光の反射を抑える表面加工を施してあるため、グレアパネルと比べて地味な色合いでコントラストが低く感じられる場合もあります。しかし、長時間画面を見ていても目が疲れにくい・表面がキズつきにくいという特長があります。
解像度をチェック
現在、主流の解像度はフルHDの「1,920×1,080」になります。解像度が高い(=数値が大きい)ほど高精細に表示できるため、「画面がキレイ」「作業領域が広くなる」という特徴があります。しかし、あまりにも高い解像度の場合、Windowsの設定をしないと文字が小さく表示されてしまう面もあります。
入力端子をチェック
D-Sub
古くから外部接続用の端子として利用されており、モニターだけではなくプロジェクターやテレビなど幅広く使われています。普及率が高いことから重宝されますが、信号はアナログの映像信号のみとなります。
DVI
デジタル信号のみのDVI-Dと、デジタル・アナログの双方に対応したDVI-Iの2種類の入力端子があります。伝送は映像のみとなりますので、音声出力には別途音声ケーブルが必要です。
HDMI
テレビなどのAV機器でおなじみの接続端子です。映像と音声の両方をデジタル信号でやり取りすることができるので、ノイズの影響を受けにくくキレイな表示とクリアな音を楽しむことが出来ます。
DisplayPort
HDMIと同じように映像と音声の両方をデジタルで伝送できます。複数のモニターを直列につないでマルチモニターにしたり、HDMIに変換できたり(変換ケーブル必要)柔軟性が高いことが特長です。