Windows11への移行はお済みでしょうか?
サポートが終了すると、OSの仕様変更や便利な新機能のプログラムの提供、セキュリティの脆弱(ぜいじゃく)性への対応として行われるセキュリティ更新プログラムやシステムに関わる重要な更新など、すべてのサポートを受けることができなくなります。
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サポートが終了すると、OSの仕様変更や便利な新機能のプログラムの提供、セキュリティの脆弱(ぜいじゃく)性への対応として行われるセキュリティ更新プログラムやシステムに関わる重要な更新など、すべてのサポートを受けることができなくなります。
サポート終了後は、セキュリティ関連の修正プログラムの更新が提供されなくなります。
さらに、セキュリティソフトもサポートが終了したOSには非対応になります。
古いOSを使い続けることは、割れた窓のある家に住み続けるのと同じで、非常に危険です。
新たなセキュリティ上の問題点や脆弱性はセキュリティ更新プログラムによって修正されていましたが、サポートが終了するとマルウェアの侵入経路を塞ぐことができなくなります。
メインサポート期間中には、使いやすさを向上させる新機能の提供や、細やかなパフォーマンスの改善が行われます。しかし、サポートが終了すると、通常はバグ修正や最新機能の更新は行われません。
OSの利用中に問題が発生した場合でも、サポート終了後はマイクロソフト社に問い合わせることはできず、修正も行われません。また、有償のトラブル調査やシステム診断なども利用することができなくなります。
サポート終了後のOSを搭載したパソコンを利用し続けると、以下のような危険性があります。
セキュリティの脆弱性が修復されないため、マルウェアやウイルスに感染する可能性があります。ウイルス感染したパソコンが他のパソコンを攻撃し、所有者が知らない間に加害者になることもあります。
ブラウザは、不正なサイトやフィッシング詐欺の検出をおこないユーザーを保護します。しかし、サポートが終了すると新しいバージョンが提供されなくなり、その結果、数十万円の被害が発生することもあります。
ウイルスの中には、パソコン内部の情報を外部に漏らすものも存在します。この場合、自分の情報だけでなく他人のメールアドレスや個人情報、会社の機密情報などにも大きな影響を及ぼす可能性があります。
2017年に、身代金を要求する「WannaCry」の感染拡大が起こりました。この不正プログラムはパソコン内のファイルを暗号化し、身代金を要求します。被害は全世界で約23万台にも及び、その中にはサポートが終了していたWindows が多く含まれていました。
2023年5月時点で、サポート終了まで残り2年半となった状況で、Windows 10のシェア率は65%です。これは、Windows 7のサポート終了までの2年半前である2017年8月のWindows 7のシェア率の約1.7倍に相当し、移行の対象者が非常に多いことが分かります。Windows 7のサポート終了時の駆け込み購入の記憶が新しい方も多いかもしれませんが、今回はそれ以上に注文が殺到すると予想されます。